CAPワークショップの重要性



自分を守るときは「ノウゴウテル」

 小学校に通う子どもたちが学校でこどもCAPワークショップを受けたようで、

その際に配られたテキストを見せてもらったとき

NPO法人女性と子どものエンパワメント関西の前身のビデオドックの事務所で

「安心」「自信」「自由」と声を出して、スタッフがよく練習していたことを思い出します。

 

CAP (Child Assault Prevention=子どもへの暴力防止プログラム)

子どもたちが暴力から自分を守るための方法を教えるのですが、

 

与えられた時間で、参加する一人ひとりの子どもたちにどうやれば

より身につけて帰えれるのか、母を筆頭に、当時事務所で練習していたスタッフたちが、

日本全国にものすごい普及みせ、知らない人は少ないくらいに広がったCAPワークショップをつくりあげてきたんだなっと、始めて見るテキストがよく知った内容がかかれているのを見て、

いろんな記憶が蘇ります。

 

CAPは、わざわざ学んだというより、成長と共に見てきた

そんな子どもはきっと私ぐらいだったような気がします。

 

CAPプログラムはどうゆうものか、ワークショップをつくるところから、

順番、最後のまとめまでを知り尽くしていた私からすれば、

同年代の子どもたちが楽しそうにCAPワークショップに参加して、

だんだんイキイキしていく姿を、素直な子どもたちだな~なんて

ちょっと冷めた冷静な目で、いつも静かに見ていたのですが、

 

日本の子どもたちは輪からはみだすような子が少ない、

小学1年生にでもなれば、三角座りをしながらおしゃべりをして

すでに話を聞く体制ができていることに尊敬をもって見ていました。

 

そんなある日、めずらしく一人だけ輪をみだすというより、

空気が読めているのに入れないのか入りたくないのかわかりませんが、

輪からはみだしている子どもがいました。

スタッフの上手な扱いによってワークショップにはよく参加していたのですが、

他の子どもたちとはあきらかな違いが気になってしょうがありませんでした。

 

こどもCAPワークショップが終えると、その男の子は一人できて

「夜、お父さんが僕のところにきて、痛いことをしてくる」と、

軽い感じでスタッフに話しかけてきたのです。

 

すぐに男の子を病院に連れていくと、肛門から雑菌がはいり、

ひどい炎症をおこしているのに、放置されていたため、

とても危険な状態だったことがわかりました。

そう、実の父親から性虐待をうけていたのです。

 

事実を知った母親はすぐに裁判をし、離婚も成立したのですが、

そのようなことは消して珍しい話ではありませんでした。

 

こどもCAPワークショップのもう一つの重大な役割です。

子どもによって現れ方に違いがありますが、服を着ていても

暴力を受けている子どもはどこかでSOSを発しています。

 

直接は知らない全国にあるCAPスタッフの方へ CAPをすることだけではなく、

ワークショップを通じ子どもを暴力から守ってあげてほしい。

プロ意識をもって、これからも頑張ってほしいとエールを送ります。

 

 

田上藍(タガミアイ)